待ちに待ったランサーターボ入手です。

画像は前々からUPされていたので、良くも悪くも予想どおりの出来というのが正直な感想です。
ランサーターボは形(イタリアのセッサーノがデザイン)が大好きで、実車(ダートラ仕様)にも乗っていました。
だから、今回のモデル化は嬉しい半面、好きな車だけに形や仕上げに残念な所もあるんです。。あえて何所かは言いませんけど、ランサーターボだけじゃなくて他の車種も今回は最近のリリースした物に比べて、少しだけ気合が足りないような。。
ひょっとしてシーエムズさんの担当者さんは三菱があまり好きじゃないんでしょうか(笑)
でもでも、非常にレベルは高いですし、今回のラインナップは今までのシリーズ中でNO.1です。
ハズレ車種がオイラ的に1台もありません。
シーエムズさんには感謝 m(__)m

70年代ギャランやランサー1600GSRでサファリやサザンクロスで活躍した三菱ですが、石油ショックなどの影響で77年のサファリを最後にワークスとしてのラリー活動を中止してました。
4年後にヨーロッパでも活躍できるマシンとしてWRCに復帰発表されたのがこのランサーEX2000ターボです。デビューは81年のアクロポリス。
でも、81年といえばあのアウディクワトロがラリー界を席巻した年でしたので、280馬力とはいえ、SOHCターボのFRではすでに古いコンセプトだったのかもしれません。
結局、戦歴は81年のRAC9位、82年のサンレモ7位、そしてこのモデルの1000湖の3位が最高でした。
その3位に入った1000湖の1,2位はやはり、アウディクワトロ4WDでした。(1位Hミッコラ、2位Sブロンクビスト)

ランサーターボが3位に入ったのは、バタネンのエスコートRS、ムートン女史のクワトロ、ランチアラリーのアレン、トイボネンのオペルアスコナ400がリタイヤしてくれたおかげもあるかもしれませんがすごい快挙です。
特に第3レグでは、アウデイ勢が4分のマージンを持つために攻めなかったのもあったけど、7ヶ所でベストタイム、9ヶ所で2番手タイムを叩きだしたという事です。
ちなみにランサーには関係ないけど、このレグで故トイボネンも第2レグで大破して指を脱臼して右手が使えないのに、2番手タイムを出すという伝説を残しました。その後リタイヤしたけど、当時から最速との呼び声が高かったようですね。

4位は日産Tサロネンの240RS

オイラは最近、現在と過去のラリーDVDやビデオをよく見てるんですが、やっぱりこの時代はマシンもドライバーも面白いですね。
古いFRのエスコートやオペルなどのドリフトアングルの大きい走りは見ていてワクワクします。
ただ、今の時代みたいにいい映像はないのが残念ですが。。
同じFRでもランサーターボの当時の映像を見てるとそれほど軽快なFRの走りではありません。
リアのサスペンションのレイアウトがあんまり良くなかったらしいです。
なぜかトルクステアがあって、トラクションもかからないし、細かいコーナーとか収束が悪く、次のコーナーまでロールを持ち越すような動きが悪い車なんですね。
全体のバランスもそれほど良いとは言えないマシンでした。
オイラが当時入手した時もFRなのに、その面白くなさにガッカリしました。。
自分でもいろいろ足回りを変えたり、補強したり、ブッシュを変えたりして、なんとかそこそこに走れるようにしましたが、今度はエンジンの上が回らなくて欲求不満に。。
結局、改造して楽しいFRとして乗れるようにするには当時のランタボ中古車もう1台分位のお金をかけたような覚えがあります・・・・(^^;
ちなみに、この時誕生したエンジン4G63は、その後熟成パワーアップされてスタリオン、ギャランVR4、ランサーエボシリーズに搭載された名機なのです。
ランタボに搭載時はよく壊れたらしいですが。。

ミニカー見てたら実車がまた欲しくなりました。。
すごく金かかるだろうけど(笑)
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テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク
- 2008/02/21(木) 23:48:15|
- シーエムズ1/64
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ビール大好きさん
こんにちは。
やはりフェラーリは人気なのですね。
オイラは完全に出遅れました。。
オクで安くなってから、マンセル、ラウダだけ入手か?(笑)
- URL |
- 2008/03/07(金) 05:57:08 |
- サーキットウルフ親父 fubukiyu #SFo5/nok
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